グリーンファイナンス
グリーンファイナンス・フレームワーク
投資法人みらい(以下「本投資法人」といいます。)は、グリーンファイナンス実施のため「グリーンファイナンス・フレームワーク」(以下「本フレームワーク」といいます。)を策定しました。
なお、本フレームワークの適格性について、2024年4月に株式会社日本格付研究所の「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」において「Green 1(F)」の評価を取得しています。
調達資金の使途
グリーンファイナンスで調達された資金は、以下の適格クライテリアを満たすグリーンビルディングの取得資金、改修工事資金、ならびにこれらの資金のリファイナンスに充当されます。
グリーン適格クライテリア1 |
以下の認証のいずれかを取得済もしくは今後取得予定の資産であること
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グリーン適格クライテリア2 |
環境面での有益な改善を目的とした設備改修工事 (従来比30%の使用量削減効果が見込まれるもの) |
- ルックバック期間は、工事完了日から3年とする
- 2016年以前築の既存建物の新規取得はレベル3以上かつ既存不適格(工場等(物流倉庫含む):BEI=0.75 超え)ではないこと)
- 2016年以前築の既存建物の新規取得は再生可能エネルギーの有無によらずレベル2以上で適格とする
プロジェクトの評価と選定のプロセス
本投資法人の資産運用会社である三井物産・イデラパートナーズ株式会社(以下、「本資産運用会社」と言います。)の財務企画部が調達資金の使途となるプロジェクトを選定し、サステナビリティ推進会議によって適格クライテリアへの適合性が審議・確認されます。その後、本投資法人及び本資産運用会社の規程等に則り、グリーンファイナンスの実施が役員会等で決議されます。
調達資金の管理
本投資法人は、本フレームワークに基づいて発行されたグリーンファイナンスの残高が存在する限り、調達資金に関して以下の管理を行います。
グリーンファイナンス上限額の管理 | グリーンファイナンスの残高が適格グリーンプロジェクトの規模(適格クライテリア1を満たす保有物件の取得価格の総額及び適格クライテリア2を満たす工事・改修案件の総支出額の合計額)に、直近の決算期末時点の総資産LTVを乗じて算出した額を超過しないように管理します。 |
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調達資金充当状況の管理 | 調達資金の適格プロジェクトへの充当状況を管理し、未充当の調達資金がある場合、現預金または現金同等物にて管理します。 |
適格グリーンプロジェクト
2024年12月16日時点
適格グリーンプロジェクト | 72,688百万円 |
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取得価格合計 (適格クライテリア1) |
72,688百万円 |
物件数 | 10件 |
延床面積合計 | 193,726.52㎡ |
工事・改修の総支出額 (適格クライテリア2) |
ー |
LTV | 48.8% |
グリーンファイナンス上限額 | 35,471百万円 |
外部認証を取得している物件及び認証レベルについては「外部認証・評価の取得」のページをご覧ください。
グリーンファイナンスの概要
2024年12月16日時点
グリーンファイナンス合計額 | 6,200百万円 |
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グリーンボンド | |
発行額 | 1,200百万円 |
未充当額 | ー |
グリーンローン | |
ローン残高 | 5,000百万円 |
未充当額 | ー |
各グリーンファイナンスの経済条件等については「借入金/投資法人債」のページをご覧ください。
レポーティング
本投資法人は、本フレームワークに基づいて実施されたグリーンファイナンスの残高が存在する限り、調達資金の管理及び保有物件が環境に与える影響に関して年に一度以上の頻度で以下の開示を行います。
資金充当状況レポーティング |
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インパクトレポーティング |
以下の指標を実務上可能な範囲で開示します。
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レポーティング内容は本ページ、「外部認証・評価の取得」及び「環境(Environment)」のページをご覧ください。